登録会に参加したものの、担当者から、まったく音沙汰がなく、派遣先を紹介してくれない場合があります。この場合、どのように対処したら良いでしょうか?
ここでは、派遣元の企業の担当者から派遣先をなかなか紹介してくれない場合の対処法について解説します。
担当者に連絡する
登録会に参加したのち、担当者から派遣先の紹介の連絡が全くない場合、担当者に電話やメールで連絡するようにします。連絡することで、こちらの求職の意思を示すことになります。また、もしかしたら、他の案件で忙しくて忘れている場合もあるため、担当者への連絡は、この場合、効果的です。
このように、担当者と密に連絡することが、就職活動の成功のカギと言えます。控えめにならず、むしろ担当者を利用するくらいの気持ちで、どんどん積極的に担当者を活用していきましょう。
希望条件を変更
希望条件を限定しすぎてて、なかなか適合する派遣先の求人が見つからない場合があります。この場合、希望条件の幅を広くするように変更する必要があるかもしれません。
また、希望条件が曖昧すぎて、派遣元の担当者が、適合する派遣先をなかなか見つけづらいケースもあります。この場合、希望条件を明確な内容に変更する必要があります。
希望時給を下げる
希望時給が高すぎて、求人先が見つからない場合があります。この場合には、ある程度妥協して、希望時給を下げるのも一つです。自分のこれまでのキャリアを考慮して、最適な時給にするようにします。
職務経歴書を修正する
職務経歴書から、希望職種が読み取りにくい場合、派遣元会社の担当者が職務経歴書に最適な求人を見つけづらくなる場合があります。この場合、職務経歴書の内容を整理したり、希望職種の欄を設けるなど、派遣元担当者が最適な求人を見つけやすいように修正します。
元々、職務経歴書は、派遣先会社に採用してもらうための書類ではありますが、派遣元担当者が最適な求人を見つけやすいように作成する工夫も必要になります。また、派遣元担当者にとって希望職種がわかりやすい職務経歴書の場合、職種のミスマッチも防ぐことができます。
別の派遣会社に登録する
現在では、複数の派遣会社に登録することが一般に行われています。派遣元会社に登録したものの担当者からの連絡がほとんどない場合、別の派遣元会社の登録会に参加して、求職活動をするのも一つの方法です。
幸いにも、派遣元会社は大手から中小まで、星の数ほどあります。1社目の派遣会社の反応が良くない場合、2社目の派遣会社に申し込む等、どんどん派遣会社に登録していきましょう。派遣元会社により強いジャンルや弱いジャンルがあるため、自分の希望職種を豊富に持つ、最適な派遣会社がみつかるかもしれません。